2026年09月01日
ヨーロッパのガストロノミー文化を伝える「ひらまつ」が、その美意識と技を惜しみなく注ぐイタリア料理店、「リストランテ ル・ミディ ひらまつ」。供されるのは、さまざまな食の技法が交差する美しき、ひと皿です。芯に据えられているのはイタリア料理の骨格。そこに「ひらまつ」らしくフレンチのソース技や日本料理の出汁文化も溶け込み、ひとつの味わいに結実しています。「イタリア料理はもちろん、多様な国籍の料理を経験してきました。イタリア料理を軸に、境界なくその技法を取り入れています」。そう語るのは料理長 竹内亮氏です。

リストランテ ル・ミディ ひらまつ シェフ
竹内 亮氏
料理長が大切にしているのは、生産者から届く旬の命を素直に活かすこと。夏は四万十のうなぎ、秋は丹波栗や黒豆といった季節の息吹を、極限まで見極めた火入れの温度と時間で引き出します。「メニュー完成後も『これで合っているのか』と自問自答を繰り返します」と竹内氏。その真摯な視線はコース構成にも及びます。前菜からデザートまで重さを感じさせず味わえるよう、肉や魚の量はグラム単位で計算。食後の軽やかな余韻は、こうした精緻な設計から生まれているのです。

天井高6m、オリジナルシャンデリアが輝くメインダイニングのほか、プライベートルームもご用意。
料理を味わう空間のテーマは、「ル・ミディ」が示す南仏の陽光や、地中海の美食文化の豊かさ。地中海のランタンを模したシャンデリアや圧倒的な高天井が醸し出す開放感は、まさにその象徴です。料理と空間が心地よく共鳴し、美食への没入感を高めます。
もちろん記念日やウエディングといった特別な日のもてなしにも妥協はありません。新郎新婦の出身地の食材を使うなど、丁寧な対話から生まれるオーダーにも対応。「お二人の出会いからの軌跡を伺い、一つのパスタへ昇華させたこともありました」と竹内氏は振り返ります。

そして美食の時間に温もりを添えるのがサービススタッフの存在です。「型通りの接客ではなく、時には気軽に笑っていただけるような、大阪ならではの間合いも大切にしています」と総支配人。
ひと皿の料理から始まり、空間、そして人とのふれあいへ。グランメゾンの格式に大阪流の肩の力の抜けた温もりが交わるこの場所は、上質を知る大人の心を静かに満たしてくれます。

イタリア料理
リストランテ ル・ミディ ひらまつ
RISTORANTE LE MIDI HIRAMATSU
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