2022年02月24日
クラシックなシューズラックに並んだカラフルなバレエシューズに惹かれて、ショップの扉を開けた。壁一面ピンクのシューズ箱で埋め尽くされ、ピンクのふかふかの絨毯がとってもキュート。
アンティーク調のシャンデリアとミラーはゴージャスなゴールドで、ラグジュアリーなレオパード柄のソファーが目をひく。アンティーククローゼットのようなピンク✕黒のコンビネーションのインテリアが、しあわせな気分にしてくれる。
コーディネイトのポイントになる華やかな1足。リボンで絞って履き口を調節できる。
LENA glitter-mesh-metallic
29.700円(3/25発売予定)
ピックアップしたのは、メタリックブルーのかかとが印象的なシューズ。アッパーにはシースルー素材を、トゥキャップにはグリッター素材をと異素材配色がおしゃれ。エレガのモデル「レナ」〈LENA〉からのイチオシの1足だ。
「ROSARIO」majestic(左)
日本の高級リボンメーカー「木馬」のコードリボンがあしらわれたチャーミングなデザイン。チェック柄プリントのアッパーが大人カジュアルなイメージ。ベーシックなカラーだから、大人の雰囲気で履きこなせる。
25,300円
「ELLA」sirene-ribbon(右)
雅やかで上品な刺繍のアッパーにグログランリボンをあしらったポインテッド・トゥシューズ。深い履き込みで安定した履き心地。
31.900円(3/26発売予定)
シューズのモデル名に、アーティストや俳優など有名人にちなんだニックネームが付けられているのにもときめく。たとえば、アメリカのジャズシンガー、エラ・フィッツジェラルドにちなんだ「エラ」〈ELLA〉や、ファションモデルでブルガリア王室のシニアメンバーでもあるロザリオ・ナダルにインスパイアされた「ロザリオ」〈ROSARIO〉など。
「エラ」はエレガントなポインテッド・トゥのフォルムが特徴の人気定番モデル。シェイプされたサイドの美しい曲線は女性のからだのラインを表している。
「ロザリオ」はブランドのアイコンとも言えるラウンド・トゥモデル。足の指の付け根はデコルテに置き換えると、胸の谷間にあたるという。足の指の付け根がちらりと覗いて、最も美しくセクシーに見える計算されたカッティングを採用している。
そのほか「マリリン」〈Marilyn〉はマリリン・モンロー、「オードリー」〈Audrey〉はオードリー・ヘップバーンなど、聞くだけでイマジネーションが広がるニックネームもある。
また、その魅力に惹きつけられた多くのセレブたち、スーパーモデルのケイト・モス、オリビア・パレルモ、クラウディア・シファー、カイリー・ミノーグなどが「プリティ・バレリーナ」ファンとして知られている。
ブランドのルーツは、1918年、西地中海に位置するスペイン・メノルカ島で創業したバレリーナシューズ工房「ハイメ・マスカロ社」。2005年、そのノウハウを元に3代目のリナとウルシュラ姉妹が、ファッションのトレンドを意識した街履き用のバレエシューズブランドとして「プリティ・バレリーナ」を立ち上げた。
今もメノルカ島内の工房で、全ての工程を熟練した職人が手作業で行っている。
石畳の多いスペインでも履きやすいようにアウトソールは滑りにくいラバーソール仕様に。また、クッション性に優れたインソールを用いて足裏のアーチをサポートするなど街履き用として改良された。
「足にやわらかくフィットして履きやすいので、仕事の日も休日も愛用しています」と店長の佐渡かおりさん。一般的に足長は5㎜刻みのサイズ設定が多いが、一部2.5㎜刻みで用意しているシューズもあって、サイズに悩むお客様にも好評だ。
「足幅についても、木型(=モデル)が豊富なブランドなのでたくさん試していただいて足にぴったりの靴に出会ってほしい」。また、数多く試すことで普段は選ばないテイストのシューズに出会うお客様もいるという。
「お気に入りの1足になった」という報告を受けることも多いとか。「かわいいデザインも、クールなデザインも、サイズも幅広く揃っています」と佐渡さん。
色々選べるのでプレゼントにも最適、“かわいい„というしあわせを大切な人に贈りたい。
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