2022年08月26日
イタリアから空輸で届く最高級水牛モッツァレラを気軽な雰囲気で味わえる「オービカモッツァレラバー」。水牛ミルクは牛乳に比べて乳脂肪分が2倍以上も高く、濃厚な味わいが特徴です。なかでも、この店で提供している「モッツァレラ・ディ・ブッファラ・カンパーニャ」は、カンパーニャ地方の水牛ミルクだけを原料とし、伝統的な製法と基準に従って作られた希少品。本国でも数少なくなった職人によるハンドカットで作られたものだけを厳選しています。
〈写真上〉
「3種モッツァレラ盛り合わせ」。この一皿で、「モッツァレラ・ディ・ブッファラ・カンパーニャ」のクラシカ(手前)、アッフミカータ(中)と、プーリア産モッツァレラを生クリームで和えたストラッチャテッラ(奥)が味わえます。クラシカの表面に見えるY字型の線は、職人によるハンドカットの証。
「オービカはナポリの方言で『さあどうぞ』という意味です。当時ブルガリの副社長だったシルヴィオ・ウルシーニが、日本の寿司店にヒントを得てローマに最初の店を開いたのが2004年。シルヴィオの故郷・南イタリアの特産品である水牛モッツァレラを、いつでも気軽に楽しんでもらえる新しいスタイルの店として始まりました」と、支配人の小北将也さん。
支配人の小北将也さん
「モッツァレラは温度管理がとても大切。当店では、最もおいしく食べていただける18℃前後に調整してお出ししています」と語るのは料理長の周防和起さんです。
モッツァレラを生ハムやトマトとあわせたメニューも美味ですが、初めて訪れた人には「モッツァレラ・ディ・ブッファラ・カンパーニャ」のクラシカとアッフミカータが味わえる「3種モッツァレラ盛り合わせ」がおすすめです。「まずは何もつけず、そのまま味わってください。水牛モッツァレラ本来の旨味を感じていただけると思います」と、周防さん。
料理長の周防和起さん
「オービカ」のピッツァは伝統レシピの「ピンサ」
ピッツァ生地は古代ローマ時代から作られている伝統レシピ「ピンサ」。イタリア産小麦粉、低温48時間発酵、2段階熟成で、さくさくした軽い食感を実現。また、すべてのピッツァメニューに水牛モッツァレラを使用しています。
モッツァレラをふんだんに使ったピッツァも試してみたいメニュー。なかでも一番人気はトリュフとマッシュルームペーストたっぷりの「タルトゥーフォ」です。古代ローマ時代から作られている伝統的なピッツァ生地「ピンサ」のサクサクとした食感も楽しめます。
どのメニューもワインとの相性が抜群にいいのもポイント。50種以上そろうワインのほとんどがオーガニックワインなのもうれしいですね。ちょっと立ち寄ってチーズとワインだけをオーダーしても粋だし、ランチやディナーで本格イタリアンを堪能したい人ももちろん大満足。いろんなニーズに対応できるところもこのお店の大きな魅力です。
イタリア料理
オービカ モッツァレラバー
OBICA Mozzarella Bar
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