2023年09月08日
オーストリア・ボヘミア地方のガラス工房から始まり、11代265年以上にわたって精緻なグラスウェアをつくり続けているリーデル社。ワインのみならず、ビール、日本酒、ブランデー、ウイスキーからエスプレッソに至るまで、あらゆる飲みものを最もおいしくいただけるクリスタルグラスを展開しています。そんな世界の名門カンパニーを身近に感じられる体験型ショップが「リーデル大阪店」です。
<写真上>
クリスタルが放つ、空気に融けそうなほどの透明感。香りも色も味わいも、ワインの本質そのものを映し出す。
最もふくらんだところから指1本マイナス分が適量ライン。光を1点に集める透過性の高いクリスタルは、グラス越しの景色にも歪みを生じさせません。
リーデルといえば「GRAPE VARIETAL SPECIFIC」― 品種ごとに理想的なワイングラスの形状を開発したことで知られています。葡萄を熟知した生産者と一緒に、膨大な数のサンプルグラスでトライアルを繰り返し、最適な形状を絞り込むワークショップスタイルを確立。50年前に初めて発表した「ソムリエシリーズ」は、世界中のワイン愛好家から熱烈な支持を受け、一気に浸透しました。当初10種だったグラスシェイプは、現在160種以上にものぼります。
台座に金箔加工を施したハンドメイドグラス『HAKU』。オーストリアと金沢の匠の技が響き合う、大阪店限定アイテム。
はじめはイタリアンのシェフで、ソムリエの資格取得を通じて「リーデル」の奥深さを知ったという店長の木下義文さんは「ワイン通の方の中にも『リーデル』をご存じない方が、少なからずいらっしゃいます。どんなに高級なヴィンテージでも、グラスが合っていなければポテンシャルを引き出せていないかも。形状のわずかな違いにより、舌のどこで最初に受けとめるのか、鼻腔に抜ける香りも味も全く異なります。それぞれのワインの個性を的確に伝え、最もおいしく飲める『リーデル』のグラスをぜひ、お試しいただきたい」と熱く語ります。
テイスティングセミナー『グラスエクスペリエンス』は、基本のワインコース以外に大吟醸やシャンパン、季節に合わせたイベントも開催。「リーデル」HP・インスタグラムからご予約を。お土産のグラス1脚付き。
その違いを誰でも気軽に実感できるのが大阪店での『グラスエクスペリエンス』。基本の4つのグラスで赤・白のワインを飲み比べ、新たな魅力を発見できるテイスティングセミナーです。グラスを変えるだけで、同じワインがまったく違う味になることに皆驚かれます。知らなかったワインの本質に触れ、お気に入りの開拓につながる方も多いのだとか。木下さんの軽妙洒脱なトークも相まって、お手入れの仕方まで楽しく学べ、さらに気に入った1脚を持ち帰ることができるお得感も人気の秘密でしょう。
大切なワイングラスを収納できるインテリアキャビネットCHABACOシリーズを常設。
知れば知るほど手放せなくなる「リーデル」のグラス。ワインの世界を広げ、徐々に買い揃える喜びも、大切な方への贈り物を選ぶときめきも、この大阪店なら理想のドリンクシーンを叶えてくれます。優れた通訳(=グラス)が伝えるワインの本当のメッセージを、あなたも受けとめてみませんか。
「カラフル ウィッシュ」
広島の平和記念公園に捧げられた、折鶴を原料にリサイクルされたパッケージを採用。
※記載の情報は記事作成時点のものです。