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アートと暮らす喜びをもっと多くの人に届けたい ―翠波画廊―

2023年09月15日

パブロ・ピカソ、アンリ・マティスなど20世紀を代表する巨匠から、マルク・シャガール、モーリス・ユトリロ、マリー・ローランサン、藤田嗣治などエコール・ド・パリの画家、戦後アメリカで活躍したアンディ・ウォーホル、ロイ・リキテンスタイン、クリストなど、誰でも一度はその名を耳にしたことがあるアーティストの作品が並ぶ「翠波(すいは)画廊」。

日本の現代アーティストである草間彌生、奈良美智、村上隆、ストリートアーティストとして話題騒然のバンクシー、カウズ、インベーダーまで、美術史の流れに即した世界のアート作品を幅広く取り扱っています。また「翠波画廊」の専属契約アーティストであるンドイエ・ドウツ、ワンマイザー、ハンス・イヌメら、才能あふれる画家を見つけ出し、その作品を日本にいち早く紹介したり、将来性のある日本の若手画家を育成し紹介することにも力を入れています。


ギャラリーオーナーの髙橋芳郎さんは、本物のアートだけがもつ素晴らしさ、その実物のもつ輝きを多くの人に見てもらいたいと、東京に続く2店目としてハービスPLAZA ENTに画廊をオープンしました。
「優れた芸術家の手から生み出された一枚の絵画は、観る人の心を豊かにしてくれます。一流画家によって描かれた芸術作品とともに暮らす喜びをみなさまにご提案したい。当画廊では、そのような本物の絵画や版画をできるだけ多くの人にお届けしたいと考えています」と、語ります。


髙橋さんは、こどもの頃からものづくりや工作が好きで、多摩美術大学彫刻学科を卒業。アートに関わる仕事をしたいという思いから、画商への道を選びました。最初に就職した会社では、エコール・ド・パリの画家の作品を取り扱い、業績も好調だったことから、その会社を退職後の1990年に独立し、株式会社ブリュッケを立ち上げます。百貨店との取引を中心に、展覧会や絵画販売を行い、どんどん顧客を増やしていきました。また、手持ちの在庫作品数が増えてきたこともあり、2001年には東京・京橋に「翠波画廊」を開業。画廊の名は、髙橋さんが生まれ育った愛媛県の景勝地・翠波峰から名付けたそうです。日を重ねるほどに、「翠波画廊」の知名度は上がり、その信頼度もますます上がっていきました。


現在では数多くの顧客やファンをもつ「翠波画廊」ですが、取り扱い作品を決めるのは「基本的には直感ですね。人気作家の作品のほか、アートには好きか嫌いかという好みもあります。自分が心からいいなと思った作品やアーティストに出会えた時は、本当に嬉しいですね」と、髙橋さん。

たとえば、ンドイエ・ドウツ。「彼の作品には、パリの画廊で初めて出会った時から本物の絵にしかないオーラを感じました。自分自身が惚れ込んで取り扱うようになったのですが、それが顧客にも伝わったのか、日本でも大変人気のあるアーティストとなりました」。


一般の人が、絵画やアート作品を購入したいと思った時は、どのようにして選ぶのがいいのでしょうか。その問いについても髙橋さんの答えは明解です。「あまり難しく考えず、直感的に飾りたいと思ったものを選んでいただければいいのです。ドローイングや油絵はもちろん、版画であってもアートはすべてが1点ものですから、なんだか心惹かれるという気持ちや、出会いの時に感じたインスピレーションを大切にしてください」。

「翠波画廊」には、絵画購入初心者の方にも丁寧にアドバイスをしてくれるアートコンシェルジュが常時在廊しています。また、ご購入後の作品や額のトラブルへの対応、30日以内の返品受付や、下取り保証などのアフターサービスも充実しています。

お部屋のインテリアとしてはもちろん、長期資産として絵画購入を考えたいという方も、気軽に立ち寄ってご相談ください。


SUIHA Gallery Presents Special interview
見る人の心に響く色彩とダカールの街のエネルギー

ンドイエ・ドウツ氏は、1973年にセネガルで生まれ、ダカール美術学校を首席で卒業。2006年にダカール・ビエンナーレでグランプリを受賞後は、アフリカの新星として世界中から注目される存在となりました。

「翠波画廊」の髙橋さんがドウツ氏のアートと初めて会ったのは2019年のパリ。懇意にしているユトリロ協会会長のエレーヌさんから紹介を受け、一目見て大変な魅力を感じました。日本人にはない独特の色彩感覚と、アフリカの大地を思わせるエネルギー。さっそく「翠波画廊」で紹介した作品は瞬く間に人気を博し、これまでに400点もの作品がお客様のもとへ。


カラフルな建物や屋根、自動車……。セネガルの首都・ダカールの下町を描いたンドイエ・ドウツ氏の絵画は、都市の持つエネルギーと、色彩の持つパワーが感覚を刺激します。見ているだけで元気をもらえるアートです。

年を追うほどに国際的な評価が高まり、日本のファンも増えつつあったドウツ氏は、2023年4月、「翠波画廊」の招きで遂に初来日を果たしました。今回のインタビューは、その4月の来日時にお話をうかがったものです。

ドウツ氏の作品でいちばん印象的なのは、なんといっても色彩の美しさです。「アクリル絵具で鮮やかな色を表現し、パステルも使います。段ボールや新聞紙などもコラージュします」と、ドウツ氏。「私は、絵具のチューブそのままの色を使うことはありません。たとえば黒色でも、自分が心に感じた黒になるまで混ぜて使う。この世に存在しない色であっても、心で感じた色を作ります。人の目や心にとって、色は栄養だと思うのです」。


ドウツ氏の絵画に描かれている建物や自動車、洗濯物などのモチーフは、ダカールの街の喧騒や人々の暮らしを表現しています。「ダカールの下町の持つバイタリティや時間、空気感など目には見えないものも描きたい。生きている喜び、分かち合いの精神など、私の心に感じたものを描きたいのです」。


都市というモチーフは、ドウツ氏の創作欲を刺激し、高める源だともおっしゃいます。2007年にアメリカのシカゴを訪れた時は、街にインスパイアされて作風に変化が起こったのだそう。「今回、大阪の街を訪れ、日本の風景を見て感じたことは、自分の心に大切におさめて、帰国してから制作に反映させたいと思います。もしかしたら、“日本シリーズ”と題した作品群が制作できるかもしれません……」。


しかし、非常に残念なことに、ドウツ氏はこのインタビュー後の2023年6月に母国で急逝されました。来日時にいただいたこの嬉しく希望に満ちたコメントを思うと、胸にこみ上げてくるものがあります。

最後に、ドウツ氏から日本のファンに贈られたメッセージを記しておきましょう。「画廊へ来て、美しい色を見てください。その色が発している生命と感動を、分かち合ってほしいのです」。

PLAZA ENT 3F

絵画

翠波画廊

SUIHA Gallery

営業時間
11:00~20:00

※記載の情報は記事作成時点のものです。