2023年09月22日
蝶モチーフのオブジェ、レオパード柄のソファ、ピンクと黒で統一されたインテリア。女性の好きなものをぎゅっと凝縮した店内に並ぶのは、たまらなくキュートなバレエシューズやフラットシューズたち。
「プリティ・バレリーナ」は、スペイン・バルセロナの南、紺碧の地中海に浮かぶメノルカ島で1918年に創業したバレエシューズ工房「ハイメ・マスカロ社」がルーツです。その伝統へのオマージュとして、三代目のリナとウルシュラ姉妹が、ファッション性の高いタウンユースのバレエシューズブランド「プリティ・バレリーナ」を2005年に立ち上げました。創業以来の伝統を受け継ぎ、今も熟練職人による裁断、縫製から仕上げまでのすべてをメノルカ島の自社工場で行なっています。
<写真上>
ELLA(エラ)
「プリティ・バレリーナ」のシューズの魅力は、可愛くてロマンティックなデザインと、脚を美しくみせる絶妙なカッティング。インソールは足あたりがよく、素足で履いてもきれいです。基本となるモデル(木型)が約20種類もあり、それぞれに女優や歌手にちなんだニックネームがついているのも特徴的です。そして木型のバリエーションが豊富なため、自分に合うサイズを見つけやすいのです。
「プリティ・バレリーナ」のシューズは、デザイン・裁断・縫製・仕上げまで、すべて創業の地であるメノルカ島で、熟練職人の手によって作られています。一貫してファミリーで作り上げることによって、品質管理を完璧に行っているのです。同じモデル(木型)のシューズに、毎シーズン違った素材・色・デザインのものが出るので、新作をチェックするのも楽しみのひとつ。
たとえばアメリカのジャズ・シンガー、エラ・フィッツジェラルドにちなんだ「ELLA(エラ)」は、脚がすっきりと見えて、日本人にも合う人が多いポインテッド・トゥのフラットシューズ。同じ木型のシューズをさまざまな素材や色で仕上げ、シンプルなものから華やかなものまで取り揃えているので、いくつも欲しくなってしまいます。
ブルガリア王室のロザリオ・ナダルにインスパイアされて命名された「ROSARIO(ロザリオ)」は、ゆったりと幅広のラウンド・トゥモデル。足に悩みのある方にも履きやすく人気があります。
「プリティ・バレリーナ」は、王室をはじめ海外のセレブリティにファンが多いことでも有名。スーパーモデルのケイト・モスの結婚式では、ブライドメイドたちが全員「プリティ・バレリーナ」のシューズを着用していたことでも話題になりました。
「スペインならではの可愛いデザインで、シーズンごとに新作が出ます。色々試してお客様だけの一足を見つけてください」と、店長の佐渡かおりさん。何気なく出会って心ときめいた一足が、新たなおしゃれへの扉を開いてくれるかもしれません。
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