2024年02月26日
「リアルクロージング」をテーマに、上質で品格があり、かつ色気や遊び心が感じられるアイテムを世界中から集めたセレクトショップ「ring」。自然光が差し込む明るい店頭に並ぶのは、クラシカルでありながらモダンなイタリアブランドのアイテムが中心。着こなしのニュアンスに変化をつけるイギリスやアメリカのブランドも充実しています。
「グループ店でもある『guji』と同じく男性のための勝負服をセレクトしつつも、より硬派な雰囲気にまとまるウェアが多めですね」と、店長の葭卓磨さん。
「袖を通してみると意外な洋服が似合うことも。ぜひ気軽に試してください」と、店長の葭卓磨さん。
キーワードは、トラディション(伝統)、イノベーション(革新)、パッション(情熱)。「ものづくりにプライドを持つ熟練の職人技に裏打ちされた、本物の洋服だけをセレクトしています。オープンして11年経ち、固定のお客様も増えてきましたので、皆様のご希望や期待に応えるリアリティのあるアイテムも多く取り揃えています」と、バイヤーの宮本雄弘さんも語ります。
「海外での買い付けは、ナポリ、フィレンツェ、ミラノなどのイタリアが中心。伝統あるブランド、定番のブランドに加えて新しいブランドの発掘にも力を入れています」と、バイヤーの宮本雄弘さん。
たとえば、「ジャブス・アルキヴィオ」の定番商品である「マサッチョ」。「ring」では、このパンツに別注をかけ、プリーツを入れることで少しゆとりを出して、はきやすく仕上げています。細身すぎないこのデザインには「ring」のタグがつけられ、ナイロン、ウール、ストレッチ、コットンなどさまざまな素材と色で展開。そのフィット感に魅せられてリピート買いするお客様も多いそうです。
最高級の素材を使い、シンプルな美しさに定評のある「エンメティ」のレザージャケット「JURI」や、「ヴァルスター」のスエードブルゾンなど、イタリアらしい職人技に支えられた人気アイテムをしっかりおさえつつ、「ティト・アレグレット」のようなナポリフレーバーを感じられる新しいブランドまで取り揃えている点もファッションフリークにはたまりません。
さらに、「バラクータ」のレインウェアや「クロケット&ジョーンズ」のシューズなどイギリスのスパイスを加えて着こなせば、コーディネートに捻りや渋みが生まれます。
ファッション好きの憧れアイテムを集めた店ながら、スタッフは全員とても気さく。「洋服は見ただけでは本当の良さがわかりにくいと思います。気軽に来ていただいて、実際に袖を通してもらえば、きっと感覚にフィットする一着に出会ってもらえるはず。特にイタリアのブランドは奥が深くて面白いですよ。ぜひ、お買い物をゆっくりと楽しみにいらしてください」。
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