2022年08月26日
古都チェンマイの街にそびえる巨大寺院「ワット・チェディルアン」からその名をもらった本格タイ料理レストラン。古都の贅と粋を感じさせるゴールデンカラー、天然チークや真鍮、セラドン焼きタイル、タイシルクのシェード、タイ人アーティストのモダンアートなど、まるで旅をしているかのようなタイリュクスな空間にうっとりさせられます。
〈写真上〉
マッドクラブ、手長海老…高級海鮮をタイの調理法で
マッドクラブ、カナダ産オマール海老、伊勢海老、ハタなどの海鮮をタイの調理法でいただく料理の数々は、高級食材と洗練されたタイ食文化のマリアージュ。写真の「マッドクラブのプーヌアパットポンカリー」のほか、「手長海老のトムヤムクン」「ビッグロブスターのトムヤムクン」もおすすめです。
それもそのはず、「チェディルアン」はタイ政府主催のパーティや、王室の方の来日時のお食事を手がけるほどの名店。日本全国に1500店舗ほどもあるタイ料理店の中で、たった13店の「タイ政府認定5つ星」に選ばれているということからもその実力がうかがい知れます。
古都チェンマイのおもてなし伝統料理「カントーク」
代表的なタイ北部伝統料理の「カントーク」。カントークとは、もともと王族が来客をもてなす際に料理をのせる丸いお膳(かご)のこと。ナンプリックと呼ばれるディップとともに野菜や餅米をおいしくいただく、ヘルシーかつ優雅な料理です。
タイ料理は地方色が豊かなことでも知られていますが、「チェディルアン」でいただけるのはチェンマイ周辺のタイ北部料理。“北の薔薇”とも称えられるチェンマイは、ミャンマー、ラオス、中国など近隣国の影響を受けた独自文化を持っています。代表的な伝統料理の「カントーク」や、人気料理「カオソイ ガイ」をぜひ味わってみてください。
大人気の「カオソイ ガイ」はチェンマイ名物のチキンカレーヌードル。黄色い卵麺の半分を揚げ、半分を茹でて、薬味を好みで加えココナッツ風味のカレーに絡めていただきます。
マッドクラブやビッグロブスターなどの海鮮をタイの調理法でいただく料理もおすすめ。また、鶏肉のスープでジャスミンライスをふっくらと炊き上げた「5つ星のカウマンガイ」は、タイの皇太子さま(当時)が来日された時にいたくお気に召され、毎日でもお召し上がりになられたいとおっしゃったという逸話まであります。
メニューは迷ってしまうほど種類豊富ですが、メインがプリフィクスになった「季節のチェディコース」なら人気料理が一度に楽しめてお得。好みに合わせて辛さ調節も可能です。飲み物も「タイ産ラミン オーガニックフラワーティー」などからだに優しいソフトドリンクから、大注目の新緯度帯タイワイン「モンスーンバレー」まで試してみたいものばかり。ランチは90分のビュッフェで、平日約15種類、土日祝は約20種類の料理が日替わりで楽しめます。
タイは「微笑みの国」とも呼ばれるだけあって、おもてなしの文化も超一級。ラグジュアリーな雰囲気に包まれながらも、まるで自宅でくつろいでいるかのような居心地の良さと開放感に癒されます。
本格タイチェンマイ料理&ヌードル
チェディルアン
CHEDI LUANG
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