2024年02月29日
ガラス張りの明るい店内にワインボトルやグラスがずらり。落ち着いた洋楽が流れ、一瞬お洒落なイタリアンのお店かと思わせるのは、兵庫と大阪に6店舗を展開する「神戸餃子 オレギョ」。餃子とビオワインのペアリングを掲げてハービスPLAZA ENT南側地下1階の入口横に開店し、早や丸6年を迎えます。これまでの餃子店にはなかったコンセプトで、味も雰囲気も女性に好まれる新ジャンルを築き上げました。
メインの餃子は「焼き・しそ・生姜・4種のキノコとバター」の4種類。それぞれに異なるレシピの餡と包み方で美味しさを追求しています。基本の「焼き餃子」は豚ミンチに旨味の強い牛脂をプラス。皮でくるりとひと巻きし、中から溢れ出る牛脂でカリッと香ばしく焼き上げます。「しそ餃子」は鶏ミンチをベースに大葉とレンコンで風味と食感をアップ。特製味噌だれの他、レモンを絞ってサッパリといただくのもおすすめです。さらに「生姜餃子」は生姜の食感と香りを残すため、生姜のカットとすりおろしの両方を混ぜ込んだもの。口に入れた時と食べ終わった後に、爽やかな余韻が広がります。
店長の沼道晃作さん
餃子は餡も包み方も焼き方も種類ごとに異なります。「いろいろな餃子とビオワインのマリアージュを楽しんでください」。
「4種のキノコとバター餃子」は芳醇な味わいがワインとよく合う進化系。濃厚なギー(バターオイル)と豚ミンチで合わせた餡を円筒形に包み込み、肉汁ごとパクリといただきます。粗みじんの身がたっぷりのエビ餃子まで、どれも一口サイズなのでおつまみ感覚で食べ進められ、気が付けばお皿が空っぽ。お箸が止まらない絶品揃いです。
1時間ワイン飲み放題では赤・白・スパークリングなど、基本のワインを各種楽しめます。ビオワインは次の日に残らない飲みやすさが魅力。
「ニンニクは入れていないのでニオイを気にせず、気軽に召し上がっていただけます。観劇前後のグループやカップル、女性お一人様のご来店も多いですね」と、店長の沼道晃作さん。ハービス店ならではの特長でもある無添加のビオワインは、おいしさと飲みやすさに沼道さんご自身も惚れ込んだもの。タッグを組む酒屋さんの後押しもあり、スパークリングやオレンジワインなど多彩なラインナップを充実させています。新しいワインを目当てにリピートしてくださる常連のお客様も増え、思う存分楽しめる2時間飲み放題のセットも大人気です。
蒸し鶏やゆで豚、神戸発祥だからこその黒毛和牛の炙りなど、一品メニューもご用意。上の写真は四川風蒸し鶏。
忙しくとも、スタッフ同士が和やかに楽しく働いていることも、「オレギョ」がお客様に愛される理由のひとつ。にこやかな会話から生まれる家庭的な雰囲気と、いつもの顔が迎えてくれる安心感と居心地の良さは、つい足を運びたくなる大きな魅力となっています。
じんわりやさしいお味のスープ餃子。
お野菜たっぷりのカオマンガイランチや餃子の餡から作るキーマカレー、スイーツ餃子など、意外性と感動にあふれたメニューも楽しい「オレギョ」。ぜひ一度、気軽なひとくち餃子を試してみてはいかがでしょう。
餃子とワイン
神戸餃子 オレギョ
KOBE GYOZA OREGYO
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