誰のための結婚式か その本質に寄り添いたい

［小さな結婚式］大阪ハービスエント店アシスタントマネージャー兼副主任 山本 麻由さん プロフィール
中学生のころ両親の結婚式に参列して感動したことをきっかけに、ブライダル系の専門学校に進学。卒業後、小さな結婚式事業を展開する株式会社レックに就職し、入社3年目にして実力が認められ副店長に。年間100組以上の結婚式をプロデュースし、打ち合わせから衣装選び、当日の司会まですべて担当する若きエースプランナー。

就職先にこちらを選んだ理由は？

結婚式のスタイルはいろいろありますが、「誰のための結婚式か」に尽きると思うんです。最初は親のため、自分たちのためだったのに、せっかく友人に集まってもらうんだから……と、規模が大きくなるにつれて本質を見失ってしまう。私自身、家族だけで挙げた両親の結婚式が印象的だった経験をしているので、弊社の小規模でもお客様に精一杯尽くすという理念にとても共感したんです。

他社の式場と大きく違うところは何だと思いますか？

式は挙げなくても、何かしらカタチは残したいというカップルは多いと思います。そういった「今」のニーズに細かく応えられるのが、［小さな結婚式］の最大の魅力。お客様にとって必要ないことは省き、「やりたい」に徹底して応える。費用を抑えたい、ペットと一緒に挙げたい、入院中のお父様とリモートで繋ぎたいなど、少人数でミニマムに、だけではなく、一組ひと組に寄り添った結婚式をなるべく低予算で。それが実現できるのは、衣装やメイク、フォトグラファーなどを内製化できているという強みも大きいと思います。

プランナーとしてやりがいを感じる瞬間は？

打ち合わせから衣装選び、当日の司会進行まですべてを担当させていただくので、どのカップルにも思い入れがあります。しなかったことを後悔をする人は多いのですが、結婚式をして後悔する人はいません。みなさんが喜んでくださる、それがやりがいですね。

コロナの影響を受けた新しい結婚式のスタイルは？

今は遠方からゲストを招きにくいので、まずは二人だけで挙式し、1年以内に親族や友人を招いてパーティーを催すという新しいプラン「時を越えるWEDDING」ができました。披露宴は挙式とは別に好きな時に好きな場所で、挙式で着たドレスを会食やパーティーに無料で貸し出すなど臨機応変に対応しています。この状況が早く収束して、たくさんの笑顔をお迎えする日を願っています。